グーグルアドセンスの各種指標について 其の一、アクティブビュー視認可能率
グーグルアドセンスには様々な指標があり、
しかもよく分からない用語が使われているので
とっつきにくいと感じる人も多いでしょう。
ここではそれらの指標ひとつひとつについて説明し、
収益を上げるための対策を考えます。
其の一として「アクティブビュー視認可能率」
グーグル様の説明によると
測定可能なインプレッションの総数のうち、視認可能なインプレッションの割合です。この指標に含まれるのは、通常のコンテンツ向け AdSense、動画向け AdSense とゲーム向け AdSense の広告ユニットのインプレッションのみです。リンクユニットからのデータや DFP Small Business のダイナミック アロケーションからのデータは含まれません。
うん、よく分からないです。ある語句について辞書を引いたら語釈文に
またよく分からない用語がでてきて、無限ループって怖くね?ってやつです。
語釈は分かりやすい平易な用語を使うという原則があるのですが。
せっかくなので上の説明文の中に出てくる用語についても説明しておきます。
インプレッション、というのは広告自体が表示された総数です。
グーグルアドセンスでは1記事につき3つまで広告を貼ることができるので
ある記事ページをあるユーザーが開いた時点でインプレッション3となります。
一方の視認可能なインプレッションというのは実際にユーザーが
閲覧したであろう広告の数です。具体的にはページを開いたものの
一番下までスクロールせずに別のページに飛んだ場合は
下の広告は視認不可能な広告と認識されます。
よってあるページにおいて最上部に1つ、真ん中に1つ、最下部に1つの
アドセンス広告が貼ってあり、最上部しかスクロールされなかった場合は
アクティブビュー視認可能率は33.3%(3分の1)となります。
アクティブビュー視認可能率をどうすればいいか、ですが
ここまでで大体分かるはずですが当然100%に近づける方がいいです。
その結果広告の単価が上がり、同じインプレッション数でも
収益が上がります。
<アクティブビュー視認可能率の向上に向けて>
手っ取り早いのはページの一番上に広告を貼ることです。
サイトを開いてまず表示されるのは最上部なので
開いた時点で広告を閲覧していることになるからです。
かといって最上部に3つ貼ったらうっとうしいことこの上なく
ユーザーからは敬遠されるのは当然なので1つだけにしましょう。
最大の3つ広告を貼るとしてそのうち一つを最上部にすれば
最低でもアクティブビュー視認可能率33.3%にはなります。
あとの2つですがまあ妥当なところとしてサイドバーに1つ、
最下部に1つといったところでしょうか。
この辺はウェブページ構成次第です。
当然最下部の広告は視認可能率が低くなりますが
視認可能率が下がってもインプレッションを上げた方が
トータル収益としては良くなります。
あとは文章量についてです。長文であるほど
グーグル様のページ評価は上がりますがユーザーが途中で
離脱する率も上がり、最下部の視認可能率は低下します。
よって1000文字を超えてくる記事ならば分割して投稿した方が
収益も上がる可能性が高いです。
この記事は既に1310文字ほどですが2000にはいかなさそうなので
1記事にしておきます。
グーグル様の評価としては
5000文字の記事1つ<1000文字の記事5つ、だと思われます。
ただし記事の質がもっとも重要ですが。
アクティブビュー視認可能率の目標として66.6%程度と
設定するのが無難ですね。